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PROFILE

1990年より、日本、アメリカ、香港、韓国の4カ国にて人材ビジネスに従事。これまでの海外生活と国際間の人材採用、就職・転職のお手伝いをしてきた経験を通じて、現在、海外で活躍する / したい和食料理人をサポートするキャリアサービス『FindChef』を展開中。韓国には子会社を設立し、レストランを含む海外進出のコンサルティングも行っている。

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シルバーウィーク中に韓国
 日本は21日(月)、22日(火)、23日(水)と祝祭日、19日(土)、20日(日)を入れて5連休です。春のゴールデンウィークに対し、秋の祝祭日が多い大型連休として、俗にシルバーウィークと呼ぶらしいです。GWに対して、シルバーウィークは「SW」と略すようです。日本は本当に休みが多いですね。

 しかし、なんだか私はその恩恵には全く与ってないようです。この連休を挟んで前後は、海外出張。海外ではもちろんシルバーウィークなんて関係なし。よって、もちろんこの期間中も仕事をしております。

 さてさて、出張ですが韓国に来ています。韓国は、今、第○次日本食ブーム?と思えるぐらい日本食レストランが増えているように思います。私はここ10年の韓国しか知りませんが、それでも当時は日本食と言えば、いわゆる日式(日本食と言っていいのか?)だったような・・・。とんかつは、これハムカツ?と思えるぐらいの薄いカツ、ラーメンと言えばインスタント、カレーはレトルト・・・

 今や、とんかつの「さぼてん」あり、生麺の日本のラーメン屋あり、カレーハウス「CoCo壱番屋」あり、ドーナツも「ミスタードーナッツ」あり、日本の居酒屋も進出して・・・と変わったなあという感じです。もちろん出てきて、既に撤退しているところもありますが・・・

 これら日本のチェーン店の進出とともに日本人シェフがいるお店も随分と増えました。あそこは日本人シェフがいるらしいから行って見ませんか?と誘われることもありますね。

 私も直接存じ上げている日本人シェフもいらっしゃいますが、どのように韓国での仕事を探したのかと言うと、エージェントを通じて韓国に来たという方、知合いから紹介されてという方、一番多いのは韓国人オーナーから直接誘われて・・・というケースのようです。
UAEのビザ
 ドバイで働く方のビザです。雇用主が現地で申請し、4~5日で発給、雇用主からご本人に送られてきました。この許可証の申請には、ご本人のパスポートのコピーと母親の旧姓を雇用主に送っただけでした。発行日から60日間有効と記載されていますので、短期就労のビザですね。入国の際、学校の卒業証明や調理師免許を日本から持参するよう言われましたので、入国後、現地で書き換えの再申請をするのだと思います。

UAEビザ.jpg
英文履歴書に自分の写真は必要か?
 英語の履歴書には、証明写真は貼らないという認識の方が結構多いのではないでしょうか?どうですか?これは本当にそう思ってよいのでしょうか?

 結論から申し上げると「どこの国に応募するのか?による」ということになります。この回答だと「そりゃそうでしょ。それじゃあ、わからない」という声が聞こえてきそうですね。

 どうしても日本にいると英文履歴書は米国式をイメージする方が多いように思います。確かにアメリカでは、国籍、年齢、性別、人種、宗教等で差別してはいけないことになっていますので、履歴書に写真を貼らないのが常識であり、逆に写真を付けるとアメリカでの常識に欠けると判断されてしまうこともあり、選考にマイナスとなったりすることもあります。そのため、アメリカにお住まいの調理師の方の英文経歴書を拝見しますと、当然ですが、ほぼ100%写真の添付はありません。

 一方他の国ではどうなのでしょう?実は、北米以外の地域では、写真を求められるケースの方が多いと言って良いと思います。日本でいう証明写真を求められるケースが多いのです。

 これは、容姿が採否に大きく影響するということではないと思います。つまりは、ホテル・レストランの採用担当者側としても海外からの採用となりますので、すぐに直接会って面談しましょうということにはならず、書類選考後に電話でのインタビューをしたいということになるケースが多く、どんな人と話をしているのか?英文履歴書の文字だけではその方のイメージがわかないためというのが本音なのだと思います。

 最初から写真を貼り付けて履歴書を送るべきかは、上記の理由からなんとも言えませんが、写真を貼り付けて送らない場合は、求められてから慌てて撮影するのではなく、すぐに送れるように準備しておきたいものです。その際、携帯電話やデジタルカメラを使って自分で自分を撮ったような写真は避けましょう!また、自分のユニフォーム姿の上半身、全身の写真を残しておくこともお薦めします。

外国人シェフの腕前
 先日、日本国内にて料理人の職業紹介をしている会社の社長と話をしていたところ、こんな話を聞きました。

 職探しで同社に登録に来た日本人調理師の中で、海外から帰国した若い調理師がいらしたそうなのですが、彼は、日本国内のかなりの有名店にて修行を積み、知合いから海外で働かないかと誘われ、海外に転職をしたとのことでした。国はシンガポール。しかし、半年ほどで帰国してきてしまったというのです。

 ご本人曰く「現地に行って見たら、ローカルの料理人はかなり技術が高く、自分では通用しなかった。そのため、日本に戻ってきました。」とのことだったらしいです。言葉の壁や環境への適応力、ハングリーさ等、個人的には単純に技術だけの問題でもなさそうな感じもしますが、それだけ日本料理も海外で市民権を得てきているということなのだと思います。日本料理だからと言って日本人もウカウカしていられませんね。
英語は万能か?②
 英語以外の言語能力や学習履歴の記載は、選考時にもプラスに働くことがあります。特にマイナー言語の場合は尚更です。

 以前、中東のある国のレストランオーナーから日本人調理師の採用で相談を受けたときのことです。

 そのポジションに関心を示した調理師何名かからの応募がありました。そのうちの一名は、以前、中東で数年の間の勤務経験がある方でした。そのため、多少のアラビア語が可能でした。書類選考を通過し、次のステップとして中東との電話インタビューということになりました。その調理師は、最初の挨拶と簡単な自己紹介(「こんにちは」と「私の名前は○○○○」程度ではありますが・・・)ですが、アラビア語で会話したとのことでした。レストランオーナーは、日本人調理師がアラビア語で話してくれるとは想像もしておらず、それに感激し、その方にオファーを出しました。(もちろんそのポジションに相応しい技術、経験といったベースはありましたよ)

 最終的にその調理師は、別のところからオファーがあったとのことで、悩んだ末、ご自身からそのポジションを辞退してしましたので、採用というところまでは至りませんでした。

 そのオーナーとは、今も仕事上のお付き合いがありますが、数年経った今でも「あのときのシェフは、今、どうしていますか?次に日本人シェフを採用するときには、うちに来てくれそうか?と聞いてきます。」私の予想では、そのときのアラビア語でのちょっとした一言、二言の会話がよほど好印象を与えたのではないか?その影響も強かったのではないかと思っています。
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