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PROFILE

1990年より、日本、アメリカ、香港、韓国の4カ国にて人材ビジネスに従事。これまでの海外生活と国際間の人材採用、就職・転職のお手伝いをしてきた経験を通じて、現在、海外で活躍する / したい和食料理人をサポートするキャリアサービス『FindChef』を展開中。韓国には子会社を設立し、レストランを含む海外進出のコンサルティングも行っている。

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新興国での料理人需要
 この仕事をしていて、昨今、世界的和食のブームはますます拡がりを見せていることを感じます。

 その理由の一つは、これまで日本人の料理人を採用したいというご相談を受けてき国に加え、別の国からの依頼も増加傾向にあるからです。

 アジアでいえば、インドネシア、フィリピン、インドあたりですね。これらの国での就労を見据え、準備していくとまたさらにチャンスが拡がっていくかもしれません。

 ただ理解しておきたい点は、これらの新興国における人件費水準はまだ低く、物価も安いので、総じて日本人料理人の給与もそれほど高額を望めない求人も多いということです。それでにも現地のスタッフの10倍、20倍という金額になったりするわけですから、日本では●●万円もらっていたという意識は一度捨てて、考えていく必要があるかもしれません。


海外の日本食店は、3年で約2倍に!
 日経BP社から日経ビジネスという雑誌が発行されていますが、今週号(7月15日発行・発売)に「爆発する日本食経済圏 世界が食いつくブームの裏側」という特集記事が掲載されています。表紙を見るなり、即購入してしまいました。

 記事によると、『海外の日本食レストランの数は、2013年3月時点で5万5000店舗。わずか3年で2万5000店舗も増加した。』とのことです。いやはや、ものすごい勢いですね・・・。

 日本食店の数が増加すれば、その分、料理人の雇用も増えていくことになるでしょうから、ますます和食の料理人にとっては、海外でのチャンスが広がるということになりますね。

 ただ、この記事には『今や海外の日本食レストランの8~9割を、日本人以外が経営しているとされている。日本食に魅了された外国人がレストランに押し寄せ、ビジネスチャンスの大きさに気づいた現地の飲食店経営者が、次々に新規参入する。そんな動きが雪崩を打ったように広がっている』と。

 私も実際に現場で仕事をしていて、このような動きを実感しています。外国人オーナーから、新規にジャパニーズレストランをオープンするので料理人を採用したいという問い合わせが大幅に増えてはいます。

 このような動きの中でのミスマッチは、「英語力」ということになりますね。語学ができる料理人の数が圧倒的に少ないと言えます。語学は一夜漬けというわけにはいきませんので、日々コツコツと勉強する以外はないのですが、努力している方も多くないですね。時間の確保が難しいというのも大きな理由の一つなのだと思いますが、英語ができれば、海外で活躍できるフィールドが段違いに広がりますので、ぜひ語学も頑張ってほしいです。


シンガポールの外国人雇用規制
 シンガポールは、アジアの中でも日本企業の進出が盛んで、特に目立つのは外食系や小売りなどのサービス業です。和食が他国より普及しており、その分日本人の料理人のポジションも多いのですが、状況は変わりつつあるようです。

 本日7月1日から、外国人の雇用規制がさらに強化されるとのことです。つまりは、ビザの取得難易度がさらに上がるということですね。今回の雇用規制は、単純労働者とミドルスキルの労働者についての規制が強化されるとのことですが、年内には管理職・専門職についても同様の方向で規制が強化される?ようです。

 シンガポールは、これまで積極的に外国人の受け入れを行い発展してきたわけですが、外国人の数が急増し、外国人によってシンガポール人の雇用が奪われ、また外国人の増加は、住宅費が高くなったり、交通面で混雑するようになったりということがあり、シンガポール国民の不満が大きくなっているきていることがその背景のようです。

 シンガポールを希望する料理人においては、そのチャンスが狭まっていくことになりそうです。


料理人の残念な求職活動-求人に対するメールでの問い合わせ
 料理人の皆さんの中には、「パソコンを使わない」「どうも苦手」という方もまだまだ多いですね。ただ求職活動をする際、インターネットでの検索、Emailの利用は、いまや必須。使うか使わないかで、要する時間、収集できる情報量等に大きな違いが出てきます。

 当社にも毎日、多くの方からEmailでの問い合わせ・履歴書送付等がありますが、中には頭を傾げてしますEmailも結構ありますね。

 こんなメールで求人先企業に問い合わせ、応募をしているのかなあと思うと、求職活動に苦戦するだろうな~と・・・。

 Emailだと気が緩むのでしょうか・・・

 代表的なものとしては、以下のようなことが挙げられます。

 1.自分の名前を名乗らない。

 2.要件だけをぶっきらぼうに記載。
   たとえば、
    ①「海外で働きたいので、連絡ください」
    ②「求人番号●●●のレストラン名を教えてください」
    ③「海外の仕事を紹介してください」

 3.問い合わせをしてきているにも関わらず、メール返信をするとメールが弾かれる。
   さらには電話番号の記載もない。特に携帯の方は、受信メールの設定に注意!

 これらは、実際の例のいくつかですが、ご自身が採用担当だったら、どうでしょうか?

 メールで問い合わせるにしても、その段階から見られている、つまりは選考が始まっているぐらいに思っておいて損はないですね。


料理人以外の外食関連職種の求人
 最近、レストランマネージャーやホール責任者、サービススタッフ、数店舗を統括するスーパーバイザーといった職種で日本人を採用したいという問い合わせも増えているように思います。

 それにはさまざまな背景があるのだと思いますが、その一つに日本の外食が積極的に海外に出て行っているということもあるのだと思います。

 料理人だけでなく、日本的なおもてなしの心、サービスが合わさり、イメージに近いレストランになっていくということですね。

 こちらは、料理人のポジションと違い、そのほとんどが語学要ですが、これから海外に出たいという方、すでに海外で働いている方、ぜひご連絡をお待ちしております!


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