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FindChef 社長日記
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PROFILE

1990年より、日本、アメリカ、香港、韓国の4カ国にて人材ビジネスに従事。これまでの自身海外生活と国際間の人材採用、就職・転職のお手伝いをしてきた経験を通じて、海外で活躍する / したい料理人のためのキャリアサービス『FindChef-Agent』を展開中。2018年からは、料理人とそのご家族のより豊かで 充実したハッピーライフ&ネクストキャリアを応援するための会員組織『シェフズ倶楽部』を設立し、より幅広く料理人の活躍をサポートしている。

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外国人Executive Chef
 ドバイのある日本料理のレストランから日本人シェフを採用したいという相談を受けました。レストランのサイトを見てみると、かなりの高級店のようです。先方の担当者と何度かやりとりしたところ、寿司のヘッドシェフと会席のヘッドシェフを採用したいとのことでした。

「この二つのポジションの上に料理長がいるのだろうが、どのような経歴の方で何歳ぐらいなのか?日本人なのか?」私としては、当然、料理長は日本人だろうと予想しながら担当者に聞いてみました。「Executive Chefは既にいらっしゃるのですよね?」返ってきた答えは・・・「私です」でした。

 この会社は何店舗か既に展開しており、従業員もそれなりにいるため、私が話をしているのはてっきり人事の採用担当者と思い込んでいたのですが・・・こりゃ失礼!

 会話から判断すると、この料理長は英語がネイティブ。とするとアメリカ人、イギリス人、カナダ人、オーストラリア人、それともニュージーランド人?けど、「どうもイギリスの英語っぽい?」などと思いながら、それまで聞いていたメールアドレス以外に別のメアドはあるか?コンタクトできるメアドが一つだけだと、海外の場合、送ったメールがサーバーで弾かれることもあり、何かと不都合があるのでということで別のメアドを聞いたところ、プライベートのメアドを教えてくれ、その最後は.ukでした。イギリス人ですね。

 彼は、誰もが知る世界的に超有名で海外に店舗展開しているレストランにて、2カ国で料理長を務めていたらしく、しかも日本料理の「うまみ」に関して論文も発表しているのだとか・・・

 海外では、日本料理と言えども外国人のExecutive Chefの下に日本人シェフが付くという形もどんどん出てくるのでしょうかね~。

アンゴラから・・・
 本当に世界中で和食のシェフは必要とされているんですね~。

 最近のビックリは、なんといってもここ-アフリカのアンゴラ共和国からの相談。内戦?どこにある?という感じかもしれませんが、アフリカの南西部に位置し、南にナミビア、北にコンゴ、東にザンビア、西は大西洋に面しています。石油やダイヤモンドが取れるようで経済的な潜在力は高いと言われ、これからの発展が期待される国として外国企業の進出も今は盛んなようです。内戦は終結していて、最近は日本とも関係を深めているようで、2005年には日本大使館も開設されています。

 このアンゴラの首都ルアンダで日本食のレストランをオープンするという方がいて、シェフを探しているとのことです。「どうしたら、うちの国で日本食の料理人を採用できるの?」と熱心に連絡をくれます・・・かなり熱心なので、なんとかしてあげたい気持ちはあるのですが、アンゴラ・・・厳しいですね~。どなたか行ってみようなんて方はいらっしゃいませんよね?
英文履歴書の重要性
 料理人の皆様は、料理を作るのは専門でも、書類を作るのを不得手としている方々も多いのだと思います。日本語の履歴書は定型があるのでまだ良いのですが、職務経歴書を作成して欲しいとお願いすると「フォームはありますか?」「書いたことないんですけどどう作ったいいのですか?」という方もいらっしゃる。英文履歴書となるとなおさらでしょう。

 私は、毎日のように料理人の皆様の英文履歴書を見ていますが、少々危機感のようなものを感じています。「いくら優秀な腕を持っていても応募書類で蹴られてしまう!」「チャンスをみすみす逃してしまう!」そんな思いが強くなってきました。

 単純に日本語の履歴書に記載されている履歴事項を英語にした英文履歴書がなんと多いことか・・・。

 当社のホームページの「英文履歴書の書き方-調理師編-」でも記載していますが、皆さんが思っている以上に履歴書・職務経歴書は大事なのです。

 これからこのブログでちょっとずつそのポイントなどを書いていきたいと思います。まずは応募書類の重要性をきちんと認識してくださいね。
ビザは外交?
 日本人が海外で働くには、当然ワーキングビザを取得する必要があります。私も自分自身のビザ申請を数カ国で行ってきていますが、スムーズに取得できたこともあれば、かなり時間がかかったという経験もしています。

 在日某大使館 領事部でのできごとです。ビザを申請してから通常発給されているだろう期間を過ぎてもなかなか許可されずに待たされたことがありました。あるとき痺れを切らして、領事部に出向きました。窓口で事情を説明したところ、進行状況を確認してくれたのですが「ちょっとこちらに・・・」と奥の会議室に通されました。「なんだろう?」しばらくして、ビザ発給の責任者が出てきました。面談のような感じで話をしたのですが、そのとき担当官はこれまでの経緯を説明してくれました。審査が進んでいなかった理由をいくつか聞いたのですが、その中で今でも頭に残っている言葉があります。「ビザは外交ですから・・・」。

 当時、その国に日本人が観光で行くにはビザが免除されており、その逆は許可されておらず、その要請を日本政府にしていた時期でもあったのです。また、二国間にはいろいろ問題が湧き上がっていた時期でもありました。それらが絡み合い、私のビザの審査にも多少の影響があるということでした。なるほど・・・ある意味、ビザも二国間の外交という側面もあるのでしょうかね・・・。

 昨今も金融危機に端を発した不況の影響で、多くの国でビザが取得しにくくなってきているという話も耳にします。仕事柄、各国のビザ取得に必要な条件や書類等の情報が入ってきたりもしますし、実際に取得できたケース、取得できなかったケースも目にします。それらの情報も発信していきたいと思います。ただ、私は各国のイミグレーションではないので、その情報には責任は持てませんが・・・
NYでの焼きそば体験
 そもそもなぜ私がFindChefというサービスを開始しようと思ったのか?それは、私の海外での日本食体験から始まったように思います。

 かれこれ10数年前のことです。某大手人材会社に勤務していた私は、海外駐在の機会が与えられ、95年から海外駐在となりました。私としては、始めての海外生活です。勤務は、アメリカ(ニューヨーク)でした。海外生活において、食事が口に合うか?どうかは、その地で長く生活できるかどうかにかかわる重要なポイントです。私は若かったこと、ごく普通の一般庶民、雑食、そして各国の料理が食べられる大都市NY、そんなことで全く食事の心配ありませんでした。まあそうは言っても日本男児。日本食はやっぱり恋しくなるものです。

 まだNYでの生活を開始して数日のこと。街を歩いていると“やきそば”なる文字が目に飛び込んできました。しかもよくある赤い旗に白抜きの文字(黒文字だったかもしれません)で“や”・“き”・“そ”・“ば”と書いてあります。その瞬間から、私の口は完全にやきそばを欲していました。その旗に吸い込まれるようにそのレストランに入店。テーブル席が6~7と4~5名がなんとか座れそうな小さな寿司カウンターがあったと思います。小さなお店でした。注文したのは、もちろんやきそば。待つこと数分、湯気が立ち上る麺が出てきたではないですか・・・。むむ・・・何か様子が変?麺が少々角ばっているか・・・?麺の色が濃い・・・?口に入れてみました。更に様子が変。ソースの味はするのですが・・・ギョギョ、こ・れ・は~。しばし無言。なななんと、それは日本そばをソースで炒めたやきそば?だったのです。それでもモッタイナイ精神でがめつく食べようと格闘したのですが、数回口に運んだ後、さすがにギブアップ。トホホ。

 店員に聞いてみたのですが、そのお店は中国人オーナー、中国人調理師の日本食?レストランだったのです。

 これが、私の海外での「驚きの日本食体験第一号」となったのでした。
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