JLPTとJPT
2014-06-13 15:32:10 (9 years ago)
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- 韓国人の日本就職活動「語学編」 |
- 日本国内での就職活動 |
4月のキャリアコンサルタントの日記にて、韓国語の能力を測るものとして、韓国語能力試験とハングル能力検定について書きました。
今回は、逆に日本語の能力を測る物差しとしての試験・検定について見てみたいと思います。韓国人の皆さんが受験するものとしては、Japanese Language Proficiency Test (通称JLPT)とJapanese Proficiency Test (通称JPT)がありますね。日本語ではどちらも「日本語能力試験」です。この2つの違いは、ちょっとわかりにくいかもしれませんので簡単に解説しておきますね。
<JLPT>
国際交流基金と日本国際教育支援協会の2団体が共催で開始した試験で、日本語を母語としない方の日本語能力を測定し、認定する試験として1984年に開始されました。
試験開始初年度は、15か国で実施され、7,000人が受験したとのことですが、2011年には62の国・地域に広がり、約61万人が受験する世界最大規模の日本語試験になっています。
試験は、N1、N2、N3、N4、N5の5段階のレベルがあり、試験問題はレベルごとに作られています。試験結果は、各レベルの合否となります。
<JPT>
1985年に韓国で始まった日本語の試験です。韓国のYBM/si-saと日本の駿台グループが開発した試験です。そのような背景から、日本語を母国語としないビジネス関係者や日本語学習者を主な対象としてはいますが、受験者は在韓の韓国人が多いと言えます。
ただ2004年からは、日本でも実施されています。テスト結果は合否ではなく、10点から990点までのスコアで評価されます。
(多辺田喜好)
今回は、逆に日本語の能力を測る物差しとしての試験・検定について見てみたいと思います。韓国人の皆さんが受験するものとしては、Japanese Language Proficiency Test (通称JLPT)とJapanese Proficiency Test (通称JPT)がありますね。日本語ではどちらも「日本語能力試験」です。この2つの違いは、ちょっとわかりにくいかもしれませんので簡単に解説しておきますね。
<JLPT>
国際交流基金と日本国際教育支援協会の2団体が共催で開始した試験で、日本語を母語としない方の日本語能力を測定し、認定する試験として1984年に開始されました。
試験開始初年度は、15か国で実施され、7,000人が受験したとのことですが、2011年には62の国・地域に広がり、約61万人が受験する世界最大規模の日本語試験になっています。
試験は、N1、N2、N3、N4、N5の5段階のレベルがあり、試験問題はレベルごとに作られています。試験結果は、各レベルの合否となります。
<JPT>
1985年に韓国で始まった日本語の試験です。韓国のYBM/si-saと日本の駿台グループが開発した試験です。そのような背景から、日本語を母国語としないビジネス関係者や日本語学習者を主な対象としてはいますが、受験者は在韓の韓国人が多いと言えます。
ただ2004年からは、日本でも実施されています。テスト結果は合否ではなく、10点から990点までのスコアで評価されます。
(多辺田喜好)