自分の市場価値を知りたい
2016-05-27 17:51:17 (7 years ago)
- Category Tags :
- 日本国内での就職活動 |
- 転職活動 |
ここでの市場価値は給与額ということで考えてみます。
転職活動をしていると、自分の市場価値はどのくらいだろう?と疑問に思うことがありますよね。また、内定をもらって給与条件を見たときに、自分にとってこの金額は高いのか低いのか?と判断に悩むこともあるでしょう。
あくまで市場価値は自分ではなく市場が決めることです。なかには現在の給与が自分の市場価値と言う見方もありますが、客観性を持った市場価値と言うには難しいかも知れません。
最近ニュースにもなっている「同一労働同一賃金」であれば仕事のスキルや成熟度で給与額が決まっても良いのですが、実際は長く勤務すれば役職がつき、上司や取引先からの信頼も増えますのでその分の給与が上乗せされた金額になっていることが多いからです。
転職して新しい会社で仕事をしていく場合は、当然今までの経験も役立ちますが、前職の環境と比べれば無くなってしまうことも、一から始めることも多いはずです。
ですので会社から出て転職市場にさらされることで市場価値は見えてくるとも言えます。転職市場に出てオファーをもらう金額の方が妥当性のある市場価値と言えそうですね。
では転職先の企業はどう考えているのでしょうか?
多くの企業は、社内の給与水準から大きく外れることはできませんが、入社してもらうのにできるだけ多く給与を支払ってあげたいと思っています。そこで前職の給与を確認したりしてそれと同等か、それ以上を提示したいと考えています。
一方で前職の給与というのは、その会社や仕事にも慣れて活躍した金額になっているはずです。新たな会社で前職と同様に活躍してくれるのには少なくても時間が掛かりますので、前職と同等やそれ以上の金額というのは、正直なところ将来的な実績期待を含んだ金額とあなたに伝えたいと思われます。
話をもどして、市場価値を知るためには、
もちろんケースバイケースにはなりますが、数社から内定をもらった場合に、その金額を参考にすると良さそうです。そんな余裕ないから聞きたいんだってお叱りを受けそうですが!
実際どんなもんだ、という話をしますと、
弊社で今まで数社からオファーの出た候補者の給与を見てみると、それほど金額の差は無い場合がとても多いのです。
差がある場合もありましたが、年俸が高いのは欧米系外資企業や完全実績主義の会社だったりしました。初年度は高待遇だけど、撤退もあるし、翌年からは実力次第ですよという会社です。
さて、あなたの市場価値はどうでしょうね?
(中津川泰弘)
転職活動をしていると、自分の市場価値はどのくらいだろう?と疑問に思うことがありますよね。また、内定をもらって給与条件を見たときに、自分にとってこの金額は高いのか低いのか?と判断に悩むこともあるでしょう。
あくまで市場価値は自分ではなく市場が決めることです。なかには現在の給与が自分の市場価値と言う見方もありますが、客観性を持った市場価値と言うには難しいかも知れません。
最近ニュースにもなっている「同一労働同一賃金」であれば仕事のスキルや成熟度で給与額が決まっても良いのですが、実際は長く勤務すれば役職がつき、上司や取引先からの信頼も増えますのでその分の給与が上乗せされた金額になっていることが多いからです。
転職して新しい会社で仕事をしていく場合は、当然今までの経験も役立ちますが、前職の環境と比べれば無くなってしまうことも、一から始めることも多いはずです。
ですので会社から出て転職市場にさらされることで市場価値は見えてくるとも言えます。転職市場に出てオファーをもらう金額の方が妥当性のある市場価値と言えそうですね。
では転職先の企業はどう考えているのでしょうか?
多くの企業は、社内の給与水準から大きく外れることはできませんが、入社してもらうのにできるだけ多く給与を支払ってあげたいと思っています。そこで前職の給与を確認したりしてそれと同等か、それ以上を提示したいと考えています。
一方で前職の給与というのは、その会社や仕事にも慣れて活躍した金額になっているはずです。新たな会社で前職と同様に活躍してくれるのには少なくても時間が掛かりますので、前職と同等やそれ以上の金額というのは、正直なところ将来的な実績期待を含んだ金額とあなたに伝えたいと思われます。
話をもどして、市場価値を知るためには、
もちろんケースバイケースにはなりますが、数社から内定をもらった場合に、その金額を参考にすると良さそうです。そんな余裕ないから聞きたいんだってお叱りを受けそうですが!
実際どんなもんだ、という話をしますと、
弊社で今まで数社からオファーの出た候補者の給与を見てみると、それほど金額の差は無い場合がとても多いのです。
差がある場合もありましたが、年俸が高いのは欧米系外資企業や完全実績主義の会社だったりしました。初年度は高待遇だけど、撤退もあるし、翌年からは実力次第ですよという会社です。
さて、あなたの市場価値はどうでしょうね?
(中津川泰弘)