就職準備生、中小企業目指しているのは4分の1・・・
2013-02-15 13:36:09 (11 years ago)
↓こんな記事がありました。
青年の求職難が深刻な状況にあるが、就職準備生のうち中小企業への就職を考える人は4人に1人にすぎないことがわかった。劣悪な勤務環境と低い賃金のためだ。京郷新聞が伝えた。同紙によると、現代経済研究院が就職準備生700人を対象に調査した結果、目標とする就職先では公務員が27.9%で最も多く、次いで有名ベンチャー企業と中堅企業が26.4%、中小企業が23.6%、大企業が22.1%の順となった。年齢が高いほど中小企業を選ぶ割合が増え、25歳以下は20.1%だったが31歳以上では28.8%となった。中小企業を忌避する理由は「劣悪な勤務環境」と「低い賃金」を挙げる声がそれぞれ24.1%で多かった。本人よりも両親が中小企業への就職を反対するケースも26.3%になった。
就職準備者は30歳を過ぎると就職が難しいと考えていた。性別では女性が28.9歳、男性が30.5歳をリミットと考えていた。また、就職準備生は就職に向け月平均で27万ウォン(約2万3267円)を投資していた。女性が25万1000ウォンで男性は31万2000ウォンと多かった。こうした資金の金調達は本人が解決するケースが54.7%、両親から支援を受けるケースが45.3%だった。就職準備では英語の勉強が33.5%で最も多く、就職情報検索が30.4%、専攻分野の勉強が16.3%、資格が13.5%、インターンなど対外活動が6.3%などとなった。10人中8人は自分の競争力が他の人より高いか同水準と考えており、特に経済的に余裕があるほど自身の就職競争力は高いと認識していた。【KRN】
「目標とする就職先では公務員が27.9%で最も多く、次いで有名ベンチャー企業と中堅企業が26.4%、中小企業が23.6%、大企業が22.1%の順」と記載されていますので、中堅企業と中小企業とを明確に線引きしているわけですが、その定義はわかりません。
しかし、中小企業を目指しているのは4分の1・・・。その理由が、劣悪な勤務環境、低い賃金とのことですが、そうでない中小企業もたくさんあるはずです。皆さん、これ、どう思われますか?
本人よりも両親が中小企業への就業を反対するケースも26.3%・・・これも興味深いですね。実際に当社がお手伝いした在韓日系企業の採用活動においても、このようなケースは散見されます。日本では株式も上場していてそれなりに知られている会社でも、韓国では全くの無名といった場合は、十分にあり得ますね。本人も入社したい会社なら、両親にきちんとその会社のことを理解してもらえるように材料を用意して、説得をしていく努力も必要ですよね。
(多辺田喜好)
青年の求職難が深刻な状況にあるが、就職準備生のうち中小企業への就職を考える人は4人に1人にすぎないことがわかった。劣悪な勤務環境と低い賃金のためだ。京郷新聞が伝えた。同紙によると、現代経済研究院が就職準備生700人を対象に調査した結果、目標とする就職先では公務員が27.9%で最も多く、次いで有名ベンチャー企業と中堅企業が26.4%、中小企業が23.6%、大企業が22.1%の順となった。年齢が高いほど中小企業を選ぶ割合が増え、25歳以下は20.1%だったが31歳以上では28.8%となった。中小企業を忌避する理由は「劣悪な勤務環境」と「低い賃金」を挙げる声がそれぞれ24.1%で多かった。本人よりも両親が中小企業への就職を反対するケースも26.3%になった。
就職準備者は30歳を過ぎると就職が難しいと考えていた。性別では女性が28.9歳、男性が30.5歳をリミットと考えていた。また、就職準備生は就職に向け月平均で27万ウォン(約2万3267円)を投資していた。女性が25万1000ウォンで男性は31万2000ウォンと多かった。こうした資金の金調達は本人が解決するケースが54.7%、両親から支援を受けるケースが45.3%だった。就職準備では英語の勉強が33.5%で最も多く、就職情報検索が30.4%、専攻分野の勉強が16.3%、資格が13.5%、インターンなど対外活動が6.3%などとなった。10人中8人は自分の競争力が他の人より高いか同水準と考えており、特に経済的に余裕があるほど自身の就職競争力は高いと認識していた。【KRN】
「目標とする就職先では公務員が27.9%で最も多く、次いで有名ベンチャー企業と中堅企業が26.4%、中小企業が23.6%、大企業が22.1%の順」と記載されていますので、中堅企業と中小企業とを明確に線引きしているわけですが、その定義はわかりません。
しかし、中小企業を目指しているのは4分の1・・・。その理由が、劣悪な勤務環境、低い賃金とのことですが、そうでない中小企業もたくさんあるはずです。皆さん、これ、どう思われますか?
本人よりも両親が中小企業への就業を反対するケースも26.3%・・・これも興味深いですね。実際に当社がお手伝いした在韓日系企業の採用活動においても、このようなケースは散見されます。日本では株式も上場していてそれなりに知られている会社でも、韓国では全くの無名といった場合は、十分にあり得ますね。本人も入社したい会社なら、両親にきちんとその会社のことを理解してもらえるように材料を用意して、説得をしていく努力も必要ですよね。
(多辺田喜好)